タイ国王弾劾ブログ

隠し通せると思うなよ。

クーデター以降不敬罪の逮捕者が100人を突破 微笑みの国はもう存在しない

2014年のクーデータ以降、不敬罪による逮捕者の数が100人を突破した。国民のことなど全く関心がなく、ドイツで暮らすトンデモ国王を守るため、タイ軍事政権は日々暴走を続けている。

 

今月に入ってからもすでに7人が不敬罪で拘束。しかも、Facebookでトンデモ国王に関する投稿をシェアしただけ。不敬罪の場合、内容が明かされることがないため詳細は不明だが、この動画をFacebook上でシェアしたことが逮捕の理由だと言われている。

 

前国王プミポンの時代に築き上げた「神格化」の威光を正当性のないクーデター政権は必要としているわけだが、プミポンのバカ息子はこの威光を行動で示すのではなく、残忍な恐怖により引き継ごうとしている。

 

自身の意にそぐわないものが払う対価は最悪で死、幸運なら拷問および役職の解任。バンコク郊外にある王室関連施設には、一般的には知られていない牢獄と火葬場まであるという。

 

「Land Of Smile(微笑みの国)」はもう存在しない。

ドイツ発、タイ国王の邸宅前でタイ人女性が抗議声明

すごい!タイ国内でこれをやったら、ヤツに殺されるだろう。

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タイ人女性2名が現地時間30日、ドイツのバイエルン州にあるタイ国王ワチランコーンの邸宅前で、抗議声明を読み上げた。彼女のタイ語Facebookを自動翻訳で見たところでは、「言いたいことは山ほどあるが、今回は憲法の基本的な部分のみに触れておく」ということらしい。

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追記:この女性は2010年、不敬罪により亡命したJunya Yimprasert女史。

 

さらに、邸宅前に、何と書かれているのかは不明だが、記念碑と花を添えた。

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これは先日、バンコクの王宮広場から消えた、1932年の絶対王政を廃止する記念碑が取り去られたことに抗議を示すものだろう。

 

ワチラロンコーンが現在進行形で行っている常軌を逸した幾多の極悪行為は、タイ軍事政権が連発する不敬罪によりなかなか表には出てこない。

 

日本の大手マスコミが報じる内容は、ほとんどが政府発表をコピーしたものばかりだし、日本の報道のみを見ていては、タイ王室で何が起こっているかは全く見えてこない。

 

今回の抗議活動が、多くのメディアで取り上げられることを心の底から望む。

バカ国王、ドイツのテレビで特集される

タイの国王でありながら、ドイツに住んでいるワチラロンコーン。先日、ミュンヘン近郊のモール内を愛人と歩いているところをまたしても撮られてしまった。しかも、ヤツの代名詞になりつつある例の出で立ちで。

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コイツに忠誠を誓うのは不可能だ!

 

ヤツの周りには家来とボディーガード、そして、愛犬のプードル。ちなみにこのプードルは空軍大将の称号が与えられた、あの「フーフー」ではない。フーフーは2015年に亡くなっており、4日間に及ぶ葬儀の後あの世に行かれた。フーフーは今や、2007年に流出した誕生日会動画で一躍有名になり、Wikipediaページもあるほどだ。

 

そんなわけで、ドイツではアホ国王としてヤツの知名度もうなぎ上りのもよう。そしてさきほど、ドイツのテレビでヤツのアホっぷりが取り上げられたようだ。

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 冒頭に出てくるのが、あの2007年の流出動画の一部分。ドイツ語がわからないので趣旨は不明だが、恐らく、「タイ国内では厳かな雰囲気を醸し出しよろしくやってるけど、ドイツではこのありさま」みたいな感じだろう。

 

とまあ、相変わらずおもちゃにされている様子だが、しかし、間違ってはいけない。ヤツがただの変人・奇人であることは重要ではないのだ。ヤツは人殺しであり、タイ王室の閉じられた扉の内側で行っている極悪行為こそがヤツの本性なのだ。

 

追記:動画の高解像度版ばこちらから。

「恐怖の王国」 京都大学准教授パビン氏が怒りの寄稿

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2014年のクーデーター直後、当局から不敬罪を問われ、日本で難民申請をした京都大学准教授のパビン氏。家族がタイ国内で当局から嫌がらせを受けていることもあり、普段は抑制気味に国王や軍政の批判をFacebook上で行っている。

 

そんなパビン教授が最近、国王批判の度合いを一気に強めている。国王とグルになっているタイ当局がパビン教授のFacebookにアクセスすると、不敬罪を適用するとの声明を発表したからだ。

 

教授はワシントンポストを含む複数のメディアに怒りの寄稿をしているが、特に、4月18日付の記事Kingdom of fearは一読に値する。前国王プミポンとは対照的に、ワチラロンコーンがいかに恐怖で側近たちを支配しているかを詳細につづっている。

 

少なくとも4人の側近が殺されたこと、内一人が王室内部にある牢獄で殺され、隣接の火葬場で焼かれたこと、そして、自身のFacebookへの関りを当局が禁止したことなどにも触れている。

 

現在、この記事には1万9300の「いいね」が付いている。

タイ軍政、王室批判のFacebook封じ込めに更なる脅し

タイ軍政がさらなる暴挙に出た。12日、不敬罪で逮捕状が出ている3人の著名人のFacebookに関し、フォローしたり、投稿を広めたり、連絡を取ったりすると、不敬罪を適用するとの声明を発表した。

 

声明で言及のあった3人は以下の通り。

元タマサート大学教授で歴史学者ソムサック・ジヤムティーラサクン氏

京都大学准教授のパビン・チャチャワンポンパン氏

元ロイター記者でジャーナリストのアンドリュー・マックグレガー・マーシャル氏

 

今回の脅しは、マーシャル氏が自身のFacebook上に、昨年6月ドイツのミュンヘンで撮影されたタイ国王が奇妙な服装で愛人とショッピングしている様子の写真を投稿した直後に発表された。現在は、動画も投稿されている。

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なぜ、真実を伝えることが不敬罪に当たるのか。タイ国王の真の姿を伝えることが不敬罪に当たるのなら、国王自身が不敬罪ということになる。

 

3人は各人のFacebookに、怒りのコメントを投稿している。

これが完全無欠の権力を持つタイ国王の姿 写真第3弾

不敬罪でお馴染みの元ロイター記者アンドリューが、入れ墨国王の写真を次々と自身のFacebookにアップロード中。

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この写真は私も初めて見る。

動画も近日中に公開されるらしい。