タイ軍政、王室批判のFacebook封じ込めに更なる脅し
タイ軍政がさらなる暴挙に出た。12日、不敬罪で逮捕状が出ている3人の著名人のFacebookに関し、フォローしたり、投稿を広めたり、連絡を取ったりすると、不敬罪を適用するとの声明を発表した。
声明で言及のあった3人は以下の通り。
元タマサート大学教授で歴史学者のソムサック・ジヤムティーラサクン氏
元ロイター記者でジャーナリストのアンドリュー・マックグレガー・マーシャル氏。
今回の脅しは、マーシャル氏が自身のFacebook上に、昨年6月ドイツのミュンヘンで撮影されたタイ国王が奇妙な服装で愛人とショッピングしている様子の写真を投稿した直後に発表された。現在は、動画も投稿されている。
なぜ、真実を伝えることが不敬罪に当たるのか。タイ国王の真の姿を伝えることが不敬罪に当たるのなら、国王自身が不敬罪ということになる。
3人は各人のFacebookに、怒りのコメントを投稿している。