6月24日、タイ立憲革命85周年 絶対王制に逆戻りしつつあるタイ
1932年6月24日、タイで立憲革命がおこり、タイは絶対君主制から立憲君主制に移行した。
2014年の軍事クーデーターから続く不安定な政治状況の中、昨年プミポン国王が死去。これに伴い狂気の皇太子ワチラロンコーンが国王に即位した。
タイにおける立憲君主制は、絶対君主制の復活を望む変人国王とそれを影から支持する軍事政権によって、瀕死の状態になりつつある。
そんな中、来る6月23日(金)、京都大学東南アジア地域研究所で、ケビン・ヒューイソン教授によるワチラロンコーンの王位継承に関する講義が行われる。
開催場所:京都大学、東南アジア地域研究所
開催日時:2017年6月23日(金)12時~13時30分
私自身、京都大学とは一切関係がないが、興味のある方はぜひ足を運んでいただきたい。詳細は京都大学のウェブサイトにて。
なお、6月24日は、ワチラロンコーンが滞在するドイツでも、立憲革命85周年記念と、ワチラロンコーンに対する抗議を示す意図をくんだイベントが開催される。登壇者は、不敬罪で告訴され、フランスで難民生活を送る歴史家ソムサック元教授、こちらも不敬罪で軍事政権から逮捕状が出ているスコットランド人ジャーナリスト、アンドリュー・マーシャル氏など。