悪魔が生まれた日 タイ国王誕生日迫る
来る7月28日、狂気の国王ワチラロンコーンが65回目の誕生日を迎える。側近に対する常軌を逸した拷問、虐待、殺人の数々。ヤツが生まれてこなかったら、そして、前国王が勇気をもって継承権をヤツに与えなかったら、どんなに良かっただろうか。
クーデターから3年が経ち、いまだ権力の座に居座り続ける独裁者プラユット率いる軍事政権は、前国王が築き上げたタイ王室の威信を最大限に活用すべく、盛大なイベントを7月28日に計画している。もちろん、プロパガンダ以外の何物でもないくだらないイベントを..。
ヤツがドイツに住んでいることも、極悪行為を働いていることも、タイ国内で報じられることはない。軍事政権と悪しき不敬罪にがっちりと守られ、ヤツはタイ王国を予測不可能な狂気の世界へと一歩また一歩と導こうとしている。
今のタイの政治状況はただのヤバさではなく、まさに狂ったヤバさであり、何が起こってもおかしくない。暴走する国王と軍事政権。当然のことながら、不満分子は山のようにいる。 バカ国王がドイツでスキャンダラスな見出しを飾るたびに、「国の恥」だと感じるまともな人々はたくさんいる。
恐怖で抑圧された人々の想いは、そのはけ口を模索しているだろう。
7月28日、恐らく日本でも大マスコミが悪魔の誕生日イベントを、軍政のプロパガンダ通りに報じると思うが、悪魔が現在進行形で犯し続ける数々の極悪行為を決して忘れないでいただきたい。
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・悪魔の経歴:Profile: Thailand's new King Vajiralongkorn by BBC NEWS
(この記事を"シェア"したPaiは今も獄中生活を送る)
・悪魔の仕業:Kingdom of fear by New Mandala
・悪魔の世界:Dhaveevatthana prison: hell on Earth in Thailand by Japan Times