タイ国王弾劾ブログ

隠し通せると思うなよ。

タイ国王がまたも紙面を飾る、ドイツ人少年らに空気銃で尻を撃たれる

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ドイツの空港にて。2016年7月

なぜヤツのニュースは毎回笑えるものばかりなのだろうか。ドイツでおとなしくしてればいいのに..。

6月10日23時、邸宅を構えるドイツ・ミュンヘン郊外でサイクリング中のヤツが、ドイツ人の13歳と14歳の少年らに(おもちゃの)空気銃で撃たれた。ヤツにケガはなかった模様。同事件は21日になって世界中で報じられ、日本の大マスコミも記事にしたので、ご存知の方も多いだろう。

事件については、ヤツが正式な訴えを警察に出さなかったことから、様々な情報が錯綜している。銃弾がヤツの尻に命中したとする報道もあれば、誰にも当たらなかったとする報道もある。また、家来を引き連れて半裸でサイクリングをしていたところを狙われたとの報道もある。

いずれにしろ、ヤツがドイツで少年らに空気銃で撃たれ、地元警察が現場にかけつけ、現在、事件を捜査しているという事実に間違いはなさそうだ。 日本でも読売、朝日、産経などの大マスコミが事件を報じた。

ただ、報道内容はどれも事件を淡々と述べるに留まり、その背景事情に触れる大新聞は私が知る限りなかった。 大新聞の記事を見てツイッターに投稿したとみられるコメントの中には、ヤツに同情的なものが多数見られた。

まさか、タイ国王が事実上ドイツに定住していて、タイ国内で殺人、拷問など悪の限りを尽くす極悪人だとは夢にも思わないだろう。

一方、海外メディアの報道に目を移すと、英ガーディアン紙などは、事件とともにワチラロンコーンのトンデモ国王っぷりにも触れ、日本の大手紙には見られない踏み込んだ記事を書いている。

タイ国内の報道はどうなっているかというと、国王がドイツに住んでいることは当局により秘密にされているため、タイ語BBC以外は不敬罪を恐れ一切報じていない。

事件に関するタイ政府のコメントもなし。

次は、どんな笑える事件で紙面を飾るのだろうか。