タイ国王弾劾ブログ

隠し通せると思うなよ。

タイ軍政の大幅な権限強化を盛り込んだ新憲法、本日発布の見通し

約3週間のドイツでのバカンスを終え、本日朝タイに戻ったヤツ。本日6日、タイの新憲法に署名するためである。10日ほどタイに滞在し、再びドイツに戻り気ままな生活を送る。

 

タイの新憲法は昨年8月、タイ軍政が反対意見を大弾圧する中、国民投票で可決された。独裁者プラユットは、否決されても退陣することはないと宣言し、万一否決されても自分で修正憲法を書いてやるとまで言い放った。

 

憲法可決後、発布まですんなり行くのかと思いきや、ヤツが待ったをかけた。国王不在時に摂政を置くと規定する条項などが気に入らず、「そんなもん必要ねー」ということで、国王の権限をさらに拡大するようタイ軍政に要請し、もちろん承諾された。

 

曲がりなりにも国民投票(ほんとめちゃくちゃな国民投票だけど)で可決された憲法を勝手に書き換え、しかも、修正案は国民に明示されていない。

 

タイ軍政の大幅な権限強化を盛り込んだタイ新憲法は今日、発布・施行される。

 

 

 

 

 

 

日本戦前夜、サッカータイ代表監督「国王のために戦う」

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本日開催されるサッカーロシアワールドカップ予選、日本代表 対 タイ代表。試合を翌日に控えた27日、タイ代表のキャティサック・セーナムアン監督は、記者会見で以下のコメントを述べた。

 

記者:国王が亡くなってからオーストラリアに引き分ける試合をしたが、国王への思いはチームに力を与えているのか?

 

セーナムアン監督:今でも(あの時と)同じ気持ちで試合をしているし、現在の国王のために試合をしている。

 

数々の殺人、拷問、虐待を繰り返す"現在の国王"のために試合をするのか。厳しい言論統制下にあるタイにおいて、こういわざるを得ないのだろうが、本心で言っているのだとすれば、完全に狂っている。

世界が驚いたミュンヘン空港のあの写真

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2016年7月、当時皇太子のヤツがミュンヘン空港でやらかした。ドイツBILD紙が撮影成功。正直、ヤツにとってこの程度のことは日常の範囲のことなので、ヤツを知る人間はだれも驚かない。

 

しかし、ヤツを知らない人々は衝撃を受けただろう。「こんなのが国王になるの!!」ネット上では田代まさし級の人物として一躍時の人に。

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敬礼している人の心中をお察しします。ちなみに、左の女性はヤツの愛人の一人。

 

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ヤツのドイツ行きには常に100人以上のお付きが同行。

 

私が知る限り、ヤツに肯定的な感情を持つ一般のタイ人はいない。

 

ドイツでまたもバカンス中のあの男

あの男、昨年12月の国王即位後も、タイ国民のことなどまったく関心がなく、別荘のあるドイツに度々出かけ、悠々自適の生活を送っている。昨年10月、前国王である父プミポン国王崩御されたとき、「国民と悲しみを分かち合いたい」などと心にもないことを述べ、それを理由に国王即位を拒否。崩御に伴う一通りの儀式を終えた後、再びドイツへ行ってしまった。

 

ちなみに、プミポン国王が亡くなるときは、数日前にドイツからタイへと帰国し、崩御の瞬間はタイにいたようだ。

 

直近では、2週間ほど前にドイツへ戻り、今もタイにはいない。もちろん、ドイツ行きのことはタイ国内では一切報じられていない。「国王ドイツへ出発」などと報じれば、たちまち不敬罪が適用されてしまう。

f:id:prayforthailand:20170327215027j:plain3月14日ミュンヘン空港にて。昨年7月に同じくミュンヘン空港で激写され、世界に衝撃を与えた”あの写真”に懲りたのか、今回はタラップに車が横付け。

 

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即位を拒否した後の昨年11月のドイツ行きは、大手メディアだと英字紙ロイターが複数の王室関係者の話として報じていた。当然だが、王室内部にもこの男に不満を持つ人々が大勢いるのだろう。

 

さて、不敬罪によりフランスで亡命生活を送る元タマサート大学教授のソムサック氏によると、今回のドイツ滞在では、ミュンヘン空港に到着後すぐに愛人とチューリッヒに飛び、ミュンヘンに戻ってからは、また別の愛人と過ごす予定とのことです。

 

このソムサック教授については、また別の機会に触れようと思う。

タイ国王とその手先たちの茶番劇

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2016年12月。国王就任の際の写真。これがいかに欺瞞に満ちたものなのか。

 

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国王にひざまずくタイ軍政トップ、プラユット(顔を上げてる男)以下ロイヤリストたち。いかにこの写真がデタラメなのか。自分たちの利権しか考えていないものたちの茶番劇。

 

当ブログでは、不敬罪にがっちり守られて、やりたい放題のタイ国王ワチラロンコーンと、クーデターにより民選内閣を潰し政権を強奪したプラユットたちの巨悪を暴いていく。

 

この男たちにより、地獄の日々を強いられている人々が1日も早く解放されることを願って。