タイ国王弾劾ブログ

隠し通せると思うなよ。

ウィキペディアの記述を検証してみよう

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第10代タイ国王、ワチラロンコーンに関するウィキペディアの「評価」の記述を検証してみよう。

ラーマ10世 - Wikipedia

 

ラーマ10世ことワチラーロンコーンの評価については、タイ国内では不敬罪に触れる可能性があるため公の場で議論されることはまずないが、一般的にはかなり悪い。一般的にタイ人は王室の人物には無条件に畏敬の念を持つが、ワチラーロンコーンに対してだけはやや異なる。3度にわたる離婚やドイツに囲っている愛人問題の他、若い頃からの王室の人間にそぐわない数々の行動は、一般市民にも広く認知されている。

 

広く認知されているものの、ネットにつながっていない人やタイメディアの報道にしか触れることができない人の中には、いまだにヤツの奇行をデマだと信じている人もいる。「ドイツに囲っている愛人」については、「ドイツにも連れて行っている愛人」が正解。

 

2007年には、当時3人目の妻であったシーラット妃の30歳誕生パーティーで本人を大勢の人間がいるなか一人だけ裸にさせている映像が出回った[7]。なお2014年にシーラットと離婚後、なぜか彼女の両親や兄弟が汚職不敬罪で次々と逮捕された。

 

2014年~2015年にかけた一連の逮捕劇では拘束直後に3人が死亡、1人が行方不明になった。シーラットは今でも自宅軟禁下に置かれているという。

 

王室内の情報や出来事が外部に漏れることがまずなかったラーマ9世の時代と異なり、今はインターネットの普及によりタイ国内に限らず世界中に瞬時に知られてしまうことが、ワチラーロンコーンの悪評判の広がりに拍車をかけている。

 

特にここ数日、ヤツの半裸・タツゥー姿の動画Facebookに投稿されたことで、ネット上で一気にスパーク。軍政が「違法コンテンツ」の遮断を求め、タイ国内からの締め出しと刑事訴追を持ってFacebookに脅しをかけたニュースは世界中に拡散。英Daily Telegraph紙の「MOST VIEWED」ではランキング1位まで上り詰めた。

 

2016年7月22日、ワチラーロンコーンがドイツに持つ別荘に向かう途中、ミュンヘン空港での姿を現地のタブロイド紙が発表している。服装は女物のタンクトップ、ずり下がったジーンズ、サンダルというラフな格好の上、背中には大きな刺青が施されていた[8]。

 

ドイツ・BILD紙が激写。この写真のインパクトは強烈で、島国日本にも伝来し、「トンデモ国王」の認識が定着する。

www.bild.de

 

こういったワチラーロンコーンの評判は、国内外を問わず各地を訪問し地道に活動する妹のシリントーン王女の人気とは対照的である。このためラーマ9世の次の王位にはシリントーン王女が就くことを望む者が多いと一般に言われていた。タイ国内の書店を巡ると王室の人物に関する本を多く目にするが、シリントーン王女に関する出版物が多数ある一方、ワチラーロンコーンに関するものはほとんどないのが現実である。このためワチラーロンコーンにとってはラーマ9世亡き後、後継者として自らの不人気をどのように克服するかが課題となっていた。

 

ヤツが今後、更生する可能性はゼロ。すでに一般的に知られているヤツの悪事も相当なもんだが、いつの日か不敬罪が廃止されたら、ヤツの奇行・蛮行の数々が明るみに出ることになる。この男のために地獄の日々を送っている人々を1日でも早く解放するために、まずは、不敬罪の廃止を切に願う。

 

ワチラーロンコーンの数少ない外交業務に1987年の訪日がある。この時、妻ではなく愛人を連れて行こうとしたが、外交儀礼に反するという理由で日本政府に拒否されている。日本滞在中、車で移動中に小便を我慢できなくなり高速道料金所のトイレで用を済ますことになったり、除幕式で背丈に合わない椅子が用意されたりした。それを自分に対する冷遇と受け取り、予定より3日早くタイに帰国した。

 

訪日時に予定より3日早く帰国したことは知られていたが、その理由については多くの噂が出回っていた。しかし、2017年1月に米CIAが機密扱いを解除した文書の中に、経緯が書かれていた。 この文書はCIA公式サイトで見ることができる。 

 

9年後の1996年、当時の首相であった橋本龍太郎がタイで行われた国際サミットに参加した際に、日本に対する報復を行った。ドンムアン空港に橋本の飛行機が着陸した際、ワチラーロンコーンは3機の戦闘機を使って滑走路を塞がせた。橋本は約20分間機内に閉じ込められたが、日本側はあえて抗議をしない対応を取った[9]。

 

それが「報復」だったかどうかは不明だが、ヤツならあり得る話。

世界中で報道された「あの動画」を巡るFacebookへの脅し

ミュンヘンのモールで撮影され、Facebookに投稿されてしまったあの動画を巡り、タイ軍事政権はパラノイア状態に陥っている模様。軍政が「違法コンテンツ」の遮断を求め、タイ国内からの締め出しと刑事訴追を持ってFacebookに脅しをかけたニュースは、瞬く間に世界中で報道され、あの動画も世界中の人々が見ることになってしまった。

 

完全に逆効果。

 

ちなみに日本では今のところ、あの動画付きで同ニュースを報じたメディアはいない。行儀の良い日本メディアにあの動画は荷が重すぎるか...。

 

ところで、先日、ドイツのテレビ局がトンデモ国王を特集した動画を当ブログにアップしたが、心ある人がYouTubeに高解像度版をアップしていたので、貼り付けておく。 ドイツ語がわからなくても、いかにこの男がトンデモなのか、その片鱗を窺い知ることができる。

 

もう一つ。別の番組でも特集された。

クーデター以降不敬罪の逮捕者が100人を突破 微笑みの国はもう存在しない

2014年のクーデータ以降、不敬罪による逮捕者の数が100人を突破した。国民のことなど全く関心がなく、ドイツで暮らすトンデモ国王を守るため、タイ軍事政権は日々暴走を続けている。

 

今月に入ってからもすでに7人が不敬罪で拘束。しかも、Facebookでトンデモ国王に関する投稿をシェアしただけ。不敬罪の場合、内容が明かされることがないため詳細は不明だが、この動画をFacebook上でシェアしたことが逮捕の理由だと言われている。

 

前国王プミポンの時代に築き上げた「神格化」の威光を正当性のないクーデター政権は必要としているわけだが、プミポンのバカ息子はこの威光を行動で示すのではなく、残忍な恐怖により引き継ごうとしている。

 

自身の意にそぐわないものが払う対価は最悪で死、幸運なら拷問および役職の解任。バンコク郊外にある王室関連施設には、一般的には知られていない牢獄と火葬場まであるという。

 

「Land Of Smile(微笑みの国)」はもう存在しない。

ドイツ発、タイ国王の邸宅前でタイ人女性が抗議声明

すごい!タイ国内でこれをやったら、ヤツに殺されるだろう。

www.facebook.com

 

タイ人女性2名が現地時間30日、ドイツのバイエルン州にあるタイ国王ワチランコーンの邸宅前で、抗議声明を読み上げた。彼女のタイ語Facebookを自動翻訳で見たところでは、「言いたいことは山ほどあるが、今回は憲法の基本的な部分のみに触れておく」ということらしい。

www.facebook.com

追記:この女性は2010年、不敬罪により亡命したJunya Yimprasert女史。

 

さらに、邸宅前に、何と書かれているのかは不明だが、記念碑と花を添えた。

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これは先日、バンコクの王宮広場から消えた、1932年の絶対王政を廃止する記念碑が取り去られたことに抗議を示すものだろう。

 

ワチラロンコーンが現在進行形で行っている常軌を逸した幾多の極悪行為は、タイ軍事政権が連発する不敬罪によりなかなか表には出てこない。

 

日本の大手マスコミが報じる内容は、ほとんどが政府発表をコピーしたものばかりだし、日本の報道のみを見ていては、タイ王室で何が起こっているかは全く見えてこない。

 

今回の抗議活動が、多くのメディアで取り上げられることを心の底から望む。

バカ国王、ドイツのテレビで特集される

タイの国王でありながら、ドイツに住んでいるワチラロンコーン。先日、ミュンヘン近郊のモール内を愛人と歩いているところをまたしても撮られてしまった。しかも、ヤツの代名詞になりつつある例の出で立ちで。

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コイツに忠誠を誓うのは不可能だ!

 

ヤツの周りには家来とボディーガード、そして、愛犬のプードル。ちなみにこのプードルは空軍大将の称号が与えられた、あの「フーフー」ではない。フーフーは2015年に亡くなっており、4日間に及ぶ葬儀の後あの世に行かれた。フーフーは今や、2007年に流出した誕生日会動画で一躍有名になり、Wikipediaページもあるほどだ。

 

そんなわけで、ドイツではアホ国王としてヤツの知名度もうなぎ上りのもよう。そしてさきほど、ドイツのテレビでヤツのアホっぷりが取り上げられたようだ。

www.facebook.com

 冒頭に出てくるのが、あの2007年の流出動画の一部分。ドイツ語がわからないので趣旨は不明だが、恐らく、「タイ国内では厳かな雰囲気を醸し出しよろしくやってるけど、ドイツではこのありさま」みたいな感じだろう。

 

とまあ、相変わらずおもちゃにされている様子だが、しかし、間違ってはいけない。ヤツがただの変人・奇人であることは重要ではないのだ。ヤツは人殺しであり、タイ王室の閉じられた扉の内側で行っている極悪行為こそがヤツの本性なのだ。

 

追記:動画の高解像度版ばこちらから。

「恐怖の王国」 京都大学准教授パビン氏が怒りの寄稿

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2014年のクーデーター直後、当局から不敬罪を問われ、日本で難民申請をした京都大学准教授のパビン氏。家族がタイ国内で当局から嫌がらせを受けていることもあり、普段は抑制気味に国王や軍政の批判をFacebook上で行っている。

 

そんなパビン教授が最近、国王批判の度合いを一気に強めている。国王とグルになっているタイ当局がパビン教授のFacebookにアクセスすると、不敬罪を適用するとの声明を発表したからだ。

 

教授はワシントンポストを含む複数のメディアに怒りの寄稿をしているが、特に、4月18日付の記事Kingdom of fearは一読に値する。前国王プミポンとは対照的に、ワチラロンコーンがいかに恐怖で側近たちを支配しているかを詳細につづっている。

 

少なくとも4人の側近が殺されたこと、内一人が王室内部にある牢獄で殺され、隣接の火葬場で焼かれたこと、そして、自身のFacebookへの関りを当局が禁止したことなどにも触れている。

 

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